この記事ではナルトのデイダラの最後について紹介します。
デイダラは抜け忍で構成される犯罪集団『暁』に所属する粘土造形師で、19歳で暁に加入した最年少メンバーです。
「芸術は爆発なのだ!」を口癖としており、自らが作った粘土造形物そのものではなく、それを爆発させた瞬間に美を見出しています。
今回はデイダラの最後と、彼が使用した術について紹介します。
【ナルト】デイダラの最後
デイダラの最後はサスケとの戦闘による結果です。両者が戦闘するきっかけとなったのは、サスケが大蛇丸を倒したことでした。
もともと自らの手で大蛇丸を倒そうとしていたデイダラは、サスケに標的を奪われたことに怒りサスケを自らの標的とします。
トビを連れサスケの元へ向かったデイダラは奇襲攻撃を仕掛けます。奇襲でサスケを倒すことはできなかったものの、その後も起爆粘土を駆使し優位に戦闘を展開していきます。
しかし、サスケは写輪眼の力と戦闘中の分析により起爆粘土が土遁に属する術であることに気が付き、自らの雷遁により起爆粘土を無力化しました。
起爆粘土の性質に気付かれたことと、サスケが雷遁を得意としていることを知ったデイダラはサスケを道ずれにしようと自らの肉体を起爆粘土へと変化させ、自らの肉体諸共周囲10kmを無に帰す大爆発を起こし最後を迎えました。
この爆発により勝負は引き分けかと思われましたが、サスケは時空間忍術を使いこれを回避。結果だけを見るとデイダラはサスケに敗北したことになります。
正確に言えばサスケに敗北したというよりは自らの術によって最後を迎えたわけですが、誰かにやられるよりも自らが芸術として美を見出した爆発によって最期を迎えたという点は生き様としては完成していると言えるでしょう。
【ナルト】デイダラの術
デイダラが使用する術は自身の両手の平にある口に粘土を食わせ、自身のチャクラを混ぜることで作ることができる「起爆粘土」です。
作中でデイダラは多彩な攻撃手段を取っていますが、これは混ぜるチャクラの量や性質を調整することで爆発の威力を差別化しているもので、術の種類としてはいずれも起爆粘土です。
デイダラは起爆粘土にチャクラを混ぜる量によって変化させる爆発の威力をC1~C4まで段階的に分けており、C3は里を吹き飛ばすほどの威力になります。
最後に使用した自らを起爆粘土に変化させるものはCO(シーゼロではなくシーオー)であり、その名称は追放を意味する英語Cast Outの略です。
【ナルト】デイダラの最後まとめ
デイダラの最後はサスケとの戦闘の結果使用した自らの術による爆発です。
最後を迎えるのが敵に敗れた時というのはある意味当然のような気もしますが、最後まで自らの芸術を貫いたその姿はまさに芸術家の鑑とも言えるでしょう。